揃いのものから「ひとつ」捨ててみる。
「コレ、せっかく揃ってるから捨てるのもったいないよね」
こういうことってよくありますよね?
「この雑誌、もうほとんど読まないけどバックナンバー創刊号から揃ってるんだよね~」
「これ、友達みんなとお揃いで買ったから、私だけ捨てられないよね~」
「このカップとソーサーのセット、皿の方はお客さんが来た時ぐらいしか使わないんだよね~」
「このマンガ、最近はそれほど好きでもないけど、全巻買ってるからやっぱり最新刊も買おうかなぁ~」
「この60色の色鉛筆、ちょっと邪魔になってきたな~」
「給与明細、実は初任給のから全部取ってあるんだよね~」
「お菓子のオマケについてた人形、全部揃ってるけど・・・ちょっと邪魔になってきたかなぁ~」
そう、確かに揃ってるものって崩したくない。
仮に、必要な部分はほんの一部だとしても、なぜかもったいなくて全部とっておいたりする。
こういう時は、もう思い切ってどれかひとつ、処分してしまおう。
雑誌やマンガなら1冊だけ捨ててみよう。
色鉛筆なら1本だけ捨ててみよう。
給与明細なら、1枚だけ捨ててみよう。
完全な状態だったものが、ひとつでも欠けたとき、そのものに対する本当の気持ちがびっくりするぐらいよくわかる。
自分にとって本当に必要だったのか、自分にとって本当は重荷だったのか。
きっとあなたはその瞬間、完全な状態であろうとしたこと、それだけにこだわって、貴重な場所と時間とお金を無駄に使ってきたことに気づくでしょう。
これは特にコレクターと呼ばれる種の人には有効だと思います。
コレクターさんって、やっぱりコンプリート(完全制覇?)してナンボ、っていう感覚だと思うので。
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