しかし、勉強でもスポーツでも、やはり何ごとにも基本は大事なんですよね。
中級レベルのことも上級レベルのことも、基本の初級レベルを知ってないと、やっぱりどこかうまくいかないもの。

『でもあたしはうまく行ってるもん♪』
そうやって言う人もやっぱりいると思うんです。
・・・というか、独学派の私も実はそういうタイプなんです（＾＾；

たしかに自分ではうまく行ってる気になってるかもしれない。
でもそれはきっと、本当の意味でうまくいってるとは限らないと思うのです。

なんでもバランスって言うのは大事なもので、例えば、ブロックを使って、
”誰が高い山を早く作れるかな？”という競争をすることを考えてみてください。

早く高くするためには、ビルのようにどんどん上に向かってまっすぐ積み上げていくのが一番早いです。
しかし、そのカタチだと高くするのには限度があるし、ちょっとしたバランスのくずれですぐに倒れちゃいますよね？

一番高く積み上げることができるのは、やっぱり普通の▲のカタチ。
砂場で山を作るときのようなあのカタチが、時間はもちろんかかっちゃうけど最終的には安定した一番高い山を作ることが出来るはず。

さて本題。
”今さらながら、初心者向けの勉強をしてみる”ってことは、さきほどの例で行くと、”山のすそ野を広げる”って言うこと。

最初からすそ野を大きくとっておけば、それに見合った高さの山を、難なく築いていくことが出来るはず。
そして、私みたいに、もうすでに山を作っちゃった人も、あらためてすそ野を見直してみる機会を持ってみるといいかもしれません。

自分のすそ野をあらためて見直してみることで、頂上のほうとのつながりをあらためて確認できるかもしれない。
また、すそ野をもっと広くすることが出来るのなら、山の高さ、つまりあなたのレベルももっともっと上げられる余地が生まれてくるかもしれないですよね！？

さぁっ、今まで独学でなんとなくやってきたあなた！（と、私も（＾＾；）
あらためて基本的なことから人に教えてもらってみたり、初歩のテキストを読み返してみましょう。

今さらちょっぴり恥ずかしいかもしれませんが『そんなレベルのこととっくに知ってるよ！』というものを、その道のプロの方に教えてもらってみてください。
人にものを教えてる方と言うのは、少なからずあなたが持ってないものをもっていたり、知らないことを知っていたりするはずです。
恥ずかしがらずに、謹んで人に教えを請うのもよいものです。
教えられることはたくさんあると思いますよ。