本を整理するコツ~あくまで情報だとわりきる~

『本がたくさんたまっちゃって・・・どうしよう(困)』
『捨てるとなんだかばちが当たりそうだし、廃品回収に出すのももったいない。かといって古本屋に売ってもたいした額になるわけじゃないし・・・。』

なーんて、あなたは困ってないですか?
『本の整理』っていうのは、あなたがシンプルライフをめざして身の回りのモノを整理していく途中で、かならず突き当たる壁のひとつなんですよね。
もちろん私もそうでした。

『じゃぁどうすればいいの?』

さて、どうしましょっか?
まず、”本は物ではない”という事を理解して欲しいんですね。
本というのは普通のモノと違って、”それ自体”をなにかの用途につかうものではなくって、そのなかに書いてある”情報”を使うものなのです。

わかりやすいところで言えば新聞と同じ。
紙がうすくて折ってあるだけか、少しぶあつい紙で製本してあるかの違い。
もうすこし考えてみるとテレビとも同じ。
あ、ネット上のWebページとも同じ種類のものですね。

読んだ新聞を全部ずーっととっておく、なんてこと普通はしないですよね?
まぁとっておいても、せいぜい窓拭きに使うか、押入の湿気取りに使うか、焚き火に使うか、畳の下に敷くか、焼き芋を包むか(?)・・・まぁそんなもんでしょ(笑)
いずれは廃品回収に出されると思います。

見るテレビを全部ビデオテープに録画してとっておく、なんてことも普通はしな いですよね?
インターネットで見たサイトをいちいち全部保存しておくなんてことももちろんしないですよね?
必要だと思えば、そのときに必要な部分だけ切り抜いたり(新聞)、録画したり(テレビ)、保存したりブックマークしたり(インターネット)するものだと思います。

本だってそれと同じなんですよね。
読み終わって、『とっておくほどの価値がないな』と思えば、もうそれはいらないもの。
溜まっていく前に早々に処分してしまいましょう。
新聞を廃品回収に出したり、テレビを見流すのと同じことです。

『でもやっぱり捨てられないし、手放せない・・・』

そんな時はすこし考えてみましょう!
今後読みもしない本のために、貴重な本棚のスペースを埋めておくのがいいのか、それとも、古い本を処分して、別のもっと役に立つ本を買い入れるのがいいのか。
また、あなたにとっては不要になた情報でも、その情報を欲しい人がいるかもしれません。
捨てるぐらいなら古本屋にタダでもいいから引き取ってもらいましょう。

『でも、また読みたくなったり、書いてあったことを調べたくなったらどうしよう・・・』

必要な情報が載ってる本だったらとっておきましょう。
ただし!ほんとに必要な部分はきっとその一部分のはずです。
大事なところだけ、エイヤッ!と破りとってファイルしておきましょう。

え?どこが大事なのかよくわからない?
その程度の認識の本だったら処分したって大丈夫!
不安だったらもういちどざーっと読んでみましょう。
たぶんその本は今のあなたには不必要な本なんじゃないかと思いますよ。

本に貴重な時間や場所を使われてはいけません。
これからは本を、そして本に載っている情報をうまく使いこなしてくださいね♪

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.greenleaf.jp/mt/mt-tb.cgi/419

コメント

 
[ ■homeにもどる ]
Produced by みどりのは / 代表 くっぴー
E-mail: ku@greenleaf.jp
Copyright © since2005 MIDORINOHA All rights reserved.