モノに埋もれてなにも捨てられなかった頃

今でこそわりとすっきりとした生活をしてる(めざしてる?(^^;)くっぴーですが、インテリアに目覚めるまではほんっとにもうイヤになるぐらい、ほんとゴミの中に住んでるような人でした(汗)

大学の2年目までは実家に住んでて、くっぴーの部屋は8帖間っていうわりと広い部屋だったんだけど、もー布団は敷きっぱなしだし鼻かんだティッシュはそこらへんに置きっぱなしだし(鼻炎で花粉症だったくっぴー(^^;)マンガとかが布団の周りに円を描くように並んでるし(笑)それはもう大変でした。
母親が見かねてたまに掃除をしてくれるんだけど、当時のくっぴーは「んもー!使いやすいように並べたるんだで勝手に動かしていかんわー!(尾張弁)」とか、今思えば「せっかく掃除してくれてるのになんてことを言ってるんだ!」ってことを言ってたものです(^^;
いや、勝手にモノの位置を変えられるのは確かに困るんだけど、その当時のくっぴーの部屋の惨劇(笑)を考えればそれは不条理というものでしたねぇ(^^;大学の前半まではそんな足の踏み場もないところで生活してたかな?でもそれでもとくになんとも思わなかったね、当時は。

さて、大学の3年目になって、ワケあって夜逃げするように(謎)実家を出て、一人暮らしをはじめたくっぴー。最初は大学からちょっと離れたところで、6帖一間と小さなキッチンがついてるだけのアパート暮らし。(あ、トイレはあったよ、風呂は銭湯だったけどね(^^;)
逃げるように(謎)実家を出てきたので、ほとんど物を持たずの一人暮らしスタートでした。そうそう、冷蔵庫もテレビも炊飯器も掃除機も持たずに一人暮らしを始めたんだよね、よくあれで生活できたなぁって感じ(笑)なんか違う意味でシンプルライフを実践していたくっぴーでした(笑)でもそのうちだんだんと物が増えてくるんだよね、無駄なものが(笑)

「いつかいるかもしれない!」

今ではこの言葉はくっぴーの中では完全にタブーとされ、「とりあえずとっとこう」は極力排除するように努めてるんだけど(極力ね(^^;)、この当時のくっぴーにはいつか使えるかもしれない物をとっとくだけの正当な(?)理由があったのです。それはお芝居、ですね。
・・・っていやいや、芝居自体が悪いわけではないんだけど(汗)くっぴーはその頃から、あえてジャンルを分けるなら、「ナンセンス不条理系?」な作品を上演する劇団を立ち上げてて、なんか無意味におかしな物品とかをやたら収集する癖があったんだよね(^^;
しかも「お!これ芝居でつかえるじゃん!」とか、自分を正当化して(笑)当時はまだ粗大ゴミも普通に回収日があって、近所の回収場所はもう宝の山で(笑)貧乏だったくっぴーはいろんなものを探しにいったものです。家電は結構その中から発見してました(笑)まぁ、そういったゴミに限らず普段の生活で見つけた細かいものもいろいろとってましたね、「これは小ネタに使える!」とか言って(^^;

そんなくっぴーも、今では「いつか使うかも」の「いつか」はこの先もう来ないと、なるべく考えるようにしてます。もし来たとしても、ほとんどのものは大抵買えば済みますし、ないならないでなんとかなるものです。
でも・・・もしそれが、どうしても二度と手に入らないようなものだったら・・・その時は生活に支障がないかぎり大事にしまっておきましょう。あとは、一見無駄なもののようでも妙にお気に入りな物とか(笑)そういったものは使わなくても捨てられませんよねぇ(^^;
一番大事なのは物を減らすこと自体ではなくて、自分がいかに気持ちよく生活できるかどうか。無理してまでシンプルに徹することはないと思うんですよね。基本はシンプル、それプラス自分にとってホントに大事なものと暮らすこと。それが大事なことだと思いますよ。

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